2008年05月15日

本土復帰

今日は、OKINAWAが沖縄になった日。

琉球政府よ、さようなら。
ドル札よ、さようなら。
パスポートよ、さようなら。

毎日を過ごしている沖縄には、
濃密な歴史が流れています。

一方的な変化に翻弄されながら
人々が思っていたのは、
きっと「流されている」ではなく「流れている」。

ぎゅっと握った手を下ろし、
足元にチカラを入れて、まっすぐ立つ、ような。



昔、中学での歴史の授業でセンセイが、
「歴史は、50年経ってはじめて中立的に見られるといいます。
でも、太平洋戦争はむずかしいでしょうね」
と言っていた言葉が今でも記憶に残っています。
実際、今の状況が“ムリ”であることを物語っています。


昔、上野公園で戦争で負傷した兵隊さんが、
寂しそうに楽器を弾いていた光景が忘れられません。


「もはや戦後ではない」という言葉も、過去のもの。
でも、過去から学ぶことはたくさんあります。

昨日の焼き肉友の会の会合でも話題になった、
“非常識なクレーマー”
ワタシたち、いつの間にか第三者に対してずうずうしくなっているのかも、ね。

改めて、自分の足元・手元を見直すことが必要なのかも。


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Posted by てびち。 at 16:18│Comments(0)ワタシの中の沖縄
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