日本味あふれる滋味映画
人生の約束
うむ。地味なタイトルですね。
地域発のヒューマンドラマ、
というワタシの中の位置づけだったけど
地味に泣いた(笑
そして、竹野内より江口より小池栄子より何より
(敬称略)
風景がいい!!!!!
ロケーションが一番の役者、と言えるかも
でもって、この子よかった!存在感がある!
仲違いして離れた末に亡くなった主人公の親友の娘役、
シンデレラガールって?
あと、江口(敬称略)の息子役の子!
「12ちゃ~い」(13ちゃ〜いだった?)のひと言で、
あの気まずい空気感と浮世離れした娘ちゃんの存在をがらりと変えた!
これぞ、おそろしあ(笑
いろんな人が関わる片田舎での出来事、という簡単な説明で終わらないのは、
やはり祭りがキーポイントとなってくるからでは!?
日本人にとってのお祭りって(ここでは曳山か)
神さまやご先祖さまを奉る気持ちがとっても込められたもので、
いわゆる渋谷交差点で荒れてるパーティーピーポーとは違うのであってw
祭りの存在が、人と人とや地域のつながりを強くさせるし、
何より言葉を越えた思いが、理由のすべてになる超越した凄さ。
千両役者揃いだから、
都会と地域との“違和感格差”も感じさせず、
話のなだらか過ぎる流れは、
クライマックスの曳山を引き立てるためだったのだろう。
でもそれよりなにより、
あの海辺の街並みの空気感を壊したくなかったのかなぁ。
何気ない日常をとっても美しく感じるのは、同じ日本人だから?
しみじみしじみ。
あっという間の2時間。滋味あふれる1本だった。
なんか。。。こういう邦画、久しぶりに噛み砕きながら観たな☆
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