あのときのあの空気

てびち。

2010年04月21日 21:33

またと言わないで(笑)
ベースボールベアーのフロントマンであり、
全楽曲を手がけている
小出祐介くんの詩集「檸檬タージュ」を
じっくり鑑賞。
リリースされた歌詞50作品が
詩集としてリリースされたものです。


カラオケに行くと、
「あ、この歌ってこんな歌詞の世界なんだ」と
詞と曲の世界観があってないな〜と、
良かれ悪かれ思うこと多々あり。。。

上から目線(笑)


が、
この本を読んでいると、
「まさに!」な構成とイマジネーションかきたてられる描写が並んでおり。


よくある、

若い頃は春から夏に変わる瞬間にときめいて、
今は夏から秋に変わる瞬間にメランコリックに。
あのときのあの空気を思い出す瞬間が、
字間行間に詰まってるの。

情緒がない
想像力に欠けてる
字幕の映画を見なくなった今の時代にでも
普遍の“あのとき感”が息づいているんですね。


詞と曲とイマジネーションの間に生まれる
奥深さ、
そんなものにワタシはひかれるのだろう

と、この本を読んで整理がつきました(笑)

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