あのときのあの空気
またと言わないで(笑)
ベースボールベアーのフロントマンであり、
全楽曲を手がけている
小出祐介くんの詩集「檸檬タージュ」を
じっくり鑑賞。
リリースされた歌詞50作品が
詩集としてリリースされたものです。
カラオケに行くと、
「あ、この歌ってこんな歌詞の世界なんだ」と
詞と曲の世界観があってないな〜と、
良かれ悪かれ思うこと多々あり。。。
↑
上から目線(笑)
が、
この本を読んでいると、
「まさに!」な構成とイマジネーションかきたてられる描写が並んでおり。
よくある、
若い頃は春から夏に変わる瞬間にときめいて、
今は夏から秋に変わる瞬間にメランコリックに。
あのときのあの空気を思い出す瞬間が、
字間行間に詰まってるの。
情緒がない
想像力に欠けてる
字幕の映画を見なくなった今の時代にでも
普遍の“あのとき感”が息づいているんですね。
詞と曲とイマジネーションの間に生まれる
奥深さ、
そんなものにワタシはひかれるのだろう
と、この本を読んで整理がつきました(笑)
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