2015年02月25日

映画の備忘録

こんなワタシにだれがした?ではないですが(笑)
今のワタシは、ティーン時代に観た映画があってこそ。
このブログでもちょこちょこ出てますが、まとめてなかったなーと思い、
いろいろ忘れてしまう前に書き留めておこう、ということで(笑)
あ、チョー長文ですw

そういえば以前、誰かが言ってたけど、
シリアスな映画こそ若い頃に観たほうがいい、ってこと、ホントにそう。
これらの映画、今も観たいか?と聞かれたら、
どちらかと言うと遠慮したい(笑)後にひくからwww


**********

【映画館で観たもの】

☆ジョルジオ・モロダー版メトロポリス(1984年公開?)
ワタシの中で外せない、これ!!!
叔母がいつも夏休みに有楽町に映画を観に連れてってくれて。すんごくうる覚え。
兄が観たい映画があり、それに一緒に連れてってもらったけど、「カラーパープル」だったか「パープルレイン」だったか。。。全然違う映画ぢゃん!もう!ほら、さっそくもう忘れてる(笑)
で、そんなチケット売場で見かけたメトロポリスの看板にヤラレて、ふたりを説得してワタシだけメトロポリスを観賞させてもらった。てか、プリンス様ではないかな?叔母も一緒に見たから。パープルレインだったらファンキーだよね(笑)
だれかー有楽町マリオンでやってたのー教えてくださーい!
ずっとオリジナルを観てたと思ってたけど、調べたら、あのジョルジオ・モルダー殿のだったっぽい。とっても劇中音楽があの無声映画の画の質感とマッチしてて、この映画からワタシの映画への陶酔時代が始まった気がするの。
でも。。。この版って不評なの?ワタシ、大好きなんだけどぉおおおおwwww

この延長戦な感じで好きになった「イントレランス」はとても思想が強いです。同じサイレント映画としてこっちもオススメですね。
映画の備忘録



こちら、ジョルジオモロダー版の
ビジュアル





映画の備忘録


こちら、1920年代に
フリッツ・ラング監督の
作品ビジュアル







☆ホワイトローズ(1989年公開)
ラストシーンと清らかな音楽が忘れられない1本。ほんとに切なすぎて、諸行無常というしかないかも。
戦時中、川を隔てて敵味方になっているけど、毎日平凡で静かな時間が流れてて…という中でのブレイキング感がねぇ。
もうねぇ。。。戦争はいいことない。戦争で儲けてる人って嬉しいのかなー?


☆クライング・ゲーム(1993年公開)
あ、これ観たときは成人してます(笑)
今でも誰かに薦めたくなる映画!約2時間?の中にほんっとにいろんなテーマがつまってます。
劇中に使われている音楽もマッチしすぎてる。
ちなみにサソリとカエルの例え話については酔っぱらうと語るほどです←ただの迷惑w
IRAって?と興味がわき、マイケル・コリンズの映画も観たのもこの映画のおかげ。
この映画、ほんっとにいいから、あまり感想かかない(笑)


☆さみしんぼう(1985年公開)
ワタシの中のベストオブ邦画。
あ、でも「サマーウォーズ」と「かもめ食堂」もだから三大オススメ邦画のひとつかな(笑)
思春期独特の瑞々しさとかジレンマとか足が浮き立つ感じとか。。。すべてがパーフェクト!
大林監督の尾道三部作のひとつとして有名だけど、その中では三番目な位置づけかなー?
富田靖子さんの三役?三役だよね?(誰に聞いてるw)が、とってもいい!
あ、もちろん尾美さんもいいけど、あの引き気味に風景のひとつとして演者を撮るって独特の雰囲気が出る。
当たり前だけど尾道行きたくなったもん。坂道多くて疲れそうだけど(笑)
このアングルとか雰囲気、なんとなくエリカちゃんのクローズドノートが似てるなぁってちょっと思ったり。ってエラそうw

裕木奈江さんの「曖・昧・me」や工藤夕貴さんの「台風クラブ」もけっこう忘れられない映画だったけど、
「さみしんぼう」は別格。
でもあまり知られてないからぜひいろんな人に観てほしい。って、もしかして中学時代に観たから余計に感銘を受けたのかも?w


【テレビで観たもの】

☆ひめゆりの塔
その昔、年末年始の深夜枠って昔の映画やテレビドラマやってましたよね。
なノリでやってたこの映画(1953年っぽい。モノクロでした)を中学生の頃かなぁ?たまたま観たら、とってものめり込んで見入ってしまった。
解説によると“セミ・ドキュメンタリータッチで描く”とあり、たしかにゴクミ(古っ)のときより緊迫感というか史実感があった気がする。。。
この映画を観て、沖縄という地に興味を持ちはじめたのも確か。
ラストシーンに「あぁ」と胸が苦しくなりました。今観たら絶対1カ月とか後ひくはず。マジで。

北のひめゆりと言われた真岡郵便電信局事件を扱った「氷雪の門」も観てみたい。この話、稚内で話を聞くまで全然知らなかったです。恥ずかしい限りです。


☆三人の女
とってもとってもショッキングな映画だった。
これは、もう一度観たい(笑)
ロバート・アルトマン監督って、作品ごとに違う感じがする。
“らしさ”がない、とでもいいましょうか。。。カメレオン監督?(笑)
「ショートカッツ」が大好きだったけど、この映画が先だったかなぁ?
土曜夜中のダイヤモンドシアターでやってた記憶がうっすら。
でも映画のインパクトはしっかり刻まれています。レンタルにないんだよねー観たいなー。


☆シルクウッド
実話の映画化。こちらはプルトニウムを扱う工場が舞台。
シルクウッドという女性が放射能を浴びた上に、会社の不正を知ってしまい、
告発しようとしていた矢先に不自然な交通事故にあって亡くなった、という話。
これも確かダイヤモンドシアターの枠だった気が。。。w
放射能が漏れたときの緊迫感と、
浴びた人が皮膚が真っ赤になっても防護服を着た人たちにたわしでゴシゴシ洗われる様は。。。何とも言えないです。
しかも、mixiでニュージーランドでの大地震のときにこの映画にふれてて、
もし日本であのクラスが起きたらこわいよなって言ってたら、翌月に。。。
うーん、この映画はこわすぎる。どちらかというと1度でいい。

ちなみにこの映画と並んで「チャイナシンドローム」という映画も類似系で挙げられます。
地方テレビ局が電子力発電所のドキュメンタリー番組の取材であるトラブルに遭遇。
それはヒューマンエラーで、その重大な証拠を。。。な、話のようですw
タイトルは、アメリカの原子力発電所がメルトダウンをおこしたら、
地球をつきぬけて 中国まで溶けていってしまう、という映画の中でのジョークから。
これ、今ではジョークにならない。。。


**********

これら以外にもいろいろ教えてもらった名作の数々があります。
新作もいいけど、旧作を探ってみるのもいいかも。レンタルなら安いしねw
あー。今観たいのは、ももクロの「幕が上がる」です。マヂで☆


同じカテゴリー(かるちゃー)の記事
玉虫色のフォース
玉虫色のフォース(2016-02-03 16:03)

私を構成する9枚
私を構成する9枚(2016-02-03 15:41)

run the world, Girls!!!!!!
run the world, Girls!!!!!!(2015-11-24 16:32)


Posted by てびち。 at 18:07│Comments(0)かるちゃー
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。